自己破産する前に必ず確認!!確認しないと大変なことになる注意点ベスト5

覚悟を決めて自己破産。でも確認を怠ると大変なことになりますよ

かなわんこ

よし!もう覚悟を決めて自己破産しよう!!早速、弁護士か司法書士に依頼して、借金の支払いを止めてもらおうっと。

 

ちょっと待ったー!!かなわんこさん、自己破産で再スタートを切るのは大事なことですが、その前に確認して欲しいことがあるんですよ。これを確認し忘れて、自己破産の手続きを進めると大変なことになるかもしれません。

解決ぱんだこさん

かなわんこ

な、なんですか!?怖いので、相談に行く前にちゃんと確認したいと思います。

 

そんなに難しいことではないので、怖がることはありませんよ〜。一緒に確認していきましょう!!

解決ぱんだこさん

この記事はこんな人におすすめ

    • 自己破産予定だけれど家賃や駐車場料金の滞納がある
    • 自動車やバイクのローンがある
    • 携帯電話の料金を滞納している
    • 家族や親族が自宅などを持っていて、財産を相続した可能性がある
    • 家族や親族から相続した負債がある

自己破産する前に必ず確認!!確認しないと大変なことになる注意点ベスト5

借金をもう返済していくことが難しい。

自己破産しかないかなと考えた時に、色んな疑問や不安が出てくると思います。

よく相談者の方に聞かれる疑問をランキング形式でまとめてみました。

  1. 家賃や駐車場料金を滞納したままにしていないか
  2. 自動車やバイクを持っていてローンを組んでいないか
  3. 携帯電話の料金を滞納していないか
  4. 家族や親戚から相続した財産はないか
  5. または家族や親戚から相続した借金はないか

【1】家賃や駐車場料金を滞納したままにしていないか

かなわんこ

あ、、、滞納してます・・・はい。駐車場代も払えてません。

 

自己破産してもきちんと家賃を支払っていれば、追い出されることはそうそうありませんが、家賃を滞納している場合はそれも債務になってしまうのです。家賃滞納分を破産でチャラにしたら、大家さんに出て行けと言われる可能性もなきにしもあらずですよね。

解決ぱんだこさん

家賃や駐車場料金を滞納している場合、滞納分は自己破産手続きの時に申告しなければいけません。

もちろん、滞納分を自己破産手続きでチャラにできますが、自己破産手続き後に今まで通りにそこに住み続けたり、駐車場を借り続けられるかは裁判所や国は保証できません。

 

借り続けられるかは賃貸会社や大家さん次第です

解決ぱんだこさん

もしも、自己破産を考え始めていて、家賃は滞納しているが、まだ住み続けたいのであれば、自己破産の手続き前にそっと滞納分を解消しておく必要があります。

返済が無理と思ってから、もしくは弁護士などに手続きを依頼してから滞納分を返すのは、基本的に偏頗弁済とされてしまいますが、

その前に1、2ヶ月程度の遅れであれば、滞納分を解消しておけば、住み続ける可能性はグッと上がります。

念のため、相談の段階で、弁護士や司法書士に聞いてみると良いでしょう。

 

ただ、1年分など金額がかなり大きくなってしまい、返せないことが明確であれば、引越しの準備をしておくことが無難です。

かなわんこ

急に出て行けと言われて、引越できずにホームレスになるのだけは避けないと。
引っ越し代なども捻出は大変かと思いますが、そこは頑張るしかありません。空きがあれば市営住宅という手段もありますので、役所に相談してみるのも良いかもしれません。

解決ぱんだこさん

 

【2】自動車やバイクを持っていて、カーローンを組んでいないか

かなわんこ

自動車のローンを組んでるんです・・・。これって自己破産したら、車を持っていかれちゃいます?
そうですよ〜。車検証に所有者がきっとローンの会社になってると思うんです。弁護士に依頼して受任通知を送ってもらったら、車は持っていかれてしまいます。バイクなどももちろん対象です。

解決ぱんだこさん

かなわんこ

そうなんですかー!?仕事で絶対使うので、急に持っていかれると仕事ができませんよ〜!!
こればっかりは弁護士でも止められません・・・。ただ、破産するからと言って車を持っては行けないということはありません。中古で20万円以下の車を買うか、家族や知人所有の車を借りるなどして、車を確保はできます。

解決ぱんだこさん

かなわんこ

破産するからと言って車を持ってはいけないわけじゃないんですね〜。よかった仕事ができる。
これも先先を考えて準備しておかないと、急に車がなくなると仕事と生活に支障が出ますので、確認と準備が必要ですね。

解決ぱんだこさん

 

 

 

【3】携帯電話の料金を滞納している

かなわんこ

携帯電話の料金も滞納しちゃってますね・・・。そしてこの間分割で新しいiPhoneを購入したばかりです・・・

携帯電話の料金を滞納していたり、分割でスマホ本体を購入している場合は、それも債務(借金)となります。

もしも現在利用している携帯会社に未納がある場合は、弁護士等に依頼して、通知を業者に送ってもらった時点で、携帯電話が使用できなくなる可能性があります。

かなわんこ

携帯が急に使えなくなるのは困りますー!!生活できないじゃないですか!!
今までの滞納分をチャラにして、まだ携帯を使用させてくださいというのはなかなか通りませんよね。

解決ぱんだこさん

これも家賃の滞納と同じで、少しの滞納であれば、依頼する前に可能であれば解消しておいた方が無難です。

あまり高額の滞納分を一気に支払うと、破産手続きに不利になる場合がありますので、弁護士や司法書士へ依頼する前に携帯料金の先払いについても相談しておくと良いでしょう。

 

そして、滞納分が全く解消できる気がしない場合は、別の携帯会社と契約したり、他の使える携帯電話を用意する必要があります。

かなわんこ

僕は前も携帯電話の滞納をしているので、他の携帯会社とも契約できない気がするんです・・・
そういった場合は家族名義の携帯電話ならどうにか持てると思いますよ。でもちゃんと自分の携帯料金分は支払いましょうね。

解決ぱんだこさん

 

 

【4】家族や親族が自宅などを持っていて、財産を相続した可能性がある

かなわんこ

すっかり忘れてたけど、僕が住んでいる家って死んだ父親の家なんですよね。母と兄弟と住んでいるのですが。
おっとっと!もし、お父さんの遺産の相続放棄をしていないようでしたら、その家の所有権をかなわんこさんは取得しているはずですよ。

解決ぱんだこさん

かなわんこ

家族は誰も相続放棄してませんし、そのまんま登記の変更もせずに住みっぱなしですよ〜。
そうなると、自宅の所有権をかなわんこさんは持っていますので、最悪自宅が破産手続きで売られてしまうかもしれませんよ。

解決ぱんだこさん

もしも、家族や親族で自宅を持っている人がいて、その人が亡くなっている場合は、自宅を相続しているかもしれません。

上記のかなわんこさんのように、亡くなった父親所有の家にそのまま家族で住んでいるという方は結構多いです。

もしも、自宅を相続している場合は、自宅が破産手続きで売られてしまう可能性があります。

そして、破産管財人がつく破産管財事件という手続きとなり、裁判所にプラス20万円を納めなければいけません。

かなわんこ

最悪家族もろとも急に家を出なければいけなかったりする可能性があるのですね・・・

 

私が知っている方は、破産手続きの際に、自宅の持分の金額を積み立ててもらって、自宅の売却を止めてもらっていました。一緒に相続した家族が多かったので、自宅査定額の8分の1を積み立ていました。

解決ぱんだこさん

かなわんこ

なんかむずかしいですけど、まずは自分が相続した家やら財産やらないか母親に聞いてみようと思います。

 

ケースバイケースなので、相続してる財産があるようでしたら、まずは弁護士や司法書士に相談してみましょうね。

解決ぱんだこさん

【5】または家族や親戚から相続した借金はないか

かなわんこ

そういえば亡くなった父親がカードローンとか借りてたみたいなんですよね〜。

 

相続って、財産を引き継ぐだけでなく、負債も引き継ぐってことなのですよ・・・。破産手続きで、自分の借金だけ申告して、後から相続した親の債務が発覚することもあるんです。

解決ぱんだこさん

かなわんこ

指摘されるまで、自分の借金のことだけ弁護士さんに申告しようとしてました〜。危ない。。。

 

もし、破産手続きする際に、申告が漏れてしまっていたら、せっかく破産したのにチャラにならず、返済しなければいけなくなってします。大変なことですよ〜!

解決ぱんだこさん

かなわんこ

それは大変なことになりますね。急ぎなくなった父親の借金を調べてみます。

 

もし、家族の債務があるような気がしても、うまく探せない場合は、これもプロに相談してみましょう。また、父親が亡くなって長期間経過している場合は、時効にかかっている場合もありますので、これも相談してみることをお勧めします。

解決ぱんだこさん

 

詳しくは、下記の記事にかいております。

合わせて読んでみてくださいね。

 

まとめ

借金の額が返せないところまで膨れ上がって自己破産を考えている。

自己破産を決意するのは相当な覚悟や葛藤があるかと思います。

相談者さんも色んな不安を抱えながら、勇気を振り絞って相談に来ているんだろうな。と電話や面談で相談受付をする時によく思います。

今回は、自己破産の依頼を弁護士や司法書士にする前に、気をつけて欲しいことをまとめてみました。

せっかく自己破産を決意したのに、家を出されたり、車やスマホが急に使えなくなると困りますよね。

他にも、心配に思うこと、不安に思うことがあれば、まずは公共の多重債務相談窓口にいってみたり、弁護士・司法書士の無料法律相談を受けてみるといいですよ。

無料相談をしたからと言って、契約しなければいけないということはありません。

私が働いている事務所の弁護士も無料相談を10件受けて、1件受けれればいいかなというスタンスです。

無料相談で終わりという方もたくさんいますので、気軽に無料相談で疑問や不安をぶつけるてみるといいですよ。

自己破産手続きの前に上記のこと、チェックしてみましょうね〜

解決ぱんだこさん

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