かなわんこ
解決ぱんだこさん
かなわんこさん
解決ぱんだこさん
以前、弁護士・司法書士に債務整理を依頼するメリットについてお話ししましたが、
弁護士・司法書士に債務整理を依頼しても逆に損をしてしまう可能性があるケースもあります。
私も業務で相談者さんが依頼してくるときに、「これは頼まなくてもいいんじゃないだろうか・・・」と思ってしまうケースもあります。
せっかく依頼したのに、無駄に弁護士費用だけかかってしまうのではもったいないので、以下のような場合は弁護士に依頼するのはおすすめしません。
1.借金の額が少なすぎる、または利息がかなり少ない場合。
一般的に弁護士に債務整理を依頼すると、一社2万円+消費税が着手金としてかかります。
そして事件が無事に終了すると報酬金として着手金と同額+消費税を支払うのが基本的な基準です(依頼する債権者数によって変動あり)。
上記の例で計算すると、消費税が10%の現在では、一社あたり着手金22,000円+報酬金22,000円=44,000円かかることになります。
ちなみに、その他に実費を請求する事務所がほとんどなので最低でもプラス5,000円はかかるでしょう。
そうすると、債務整理を依頼すると一社あたり約5万円かかります。
解決ぱんだこさん
例えば、借金の金額が残り20万円くらいしかなくて、利息も年5%ほどでしたら、利息自体も年間1万円程度です。
他に何社も借りていて、返済に全く余裕がない場合は別ですが、
1~3社程度でしたら、わざわざ費用を支払って、弁護士・司法書士に任意整理の依頼をする必要はないと思います。
こういった短期間の借入で、過払い、減額の可能性もなく、
かつ少ない借金の額で、三年に渡って利息なしで返済する必要もメリットもあまりない方でしたら、
わざわざ弁護士に任意整理を依頼するより自分で業者に交渉した方がおトクかもしれません。
2.支払いや連絡を全くせずに、時効が過ぎている可能性がある借金
借金を数年以上全く支払っていない場合、借金が消滅して0円になる消滅時効という制度があります。
基準としては以下の通りです。
- 借金の返済を5年以上全くしていない
- 借り入れした業者から裁判を起こされて、和解や判決に至っていない
- 借り入れした業者に支払います、というような話や約束をしていない
上記のような場合は時効の可能性があります。
かなわんこさん
解決ぱんだこさん
時効については、下記の記事もご覧くださいね。
この場合、業者に対して時効援用の通知や連絡をするだけで、今までの債務が0になります!
解決ぱんだこさん
正直、通知一通送ってもらうだけで、弁護士に費用を払うなら、自分で通知を送った方が、費用がかからなくてお得だと思いますよ。
ただし、自分の債務がちゃんと時効にかかっているかか確認する必要がありますので、
もし、あなたが、
ちゃんと時効になっているのか心配・・・とか、
やっぱり自分で手紙を書いたり、業者に連絡するのとか気まずすぎ・・・とか、
思うのでしたら、まずは無料相談なり法律相談なりにいったほうがいいかと思いますよ。
まとめ
今回は、弁護士や司法書士に借金整理を依頼しても損するかもしれないパターンをご紹介しました。
以上のようなパターンは私が感じた、これは損かな〜と思ったパターンになります。
ただし、依頼する費用面だけで考えるのではなく、弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、
- 貸主からの取り立てストレスと解放される
- 貸主と気まずい交渉を代行してもらえる
- ちゃんと時効になっているのかどうか面倒な調査を代行してもらえる
というメリットもあります。
こういったメリットとデメリットを見たうえで、自分にとって最良な借金整理について判断してくださいね。
解決ぱんだこさん
3万人を超える任意整理・過払い金回収の実績があるスタッフが常駐しておりますので、
安心してお任せできます。
土日対応・全国対応可能です。
もちろん、相談は何度でも無料。
弁護士費用についてもわかりやすい価格設定。必ず事前に説明をすることを心がけているので、納得してから依頼することもできます。
電話では敷居が高いと考えているあなたに、チャットやライン形式で気軽に相談できます。
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