かなわんこさん
解決ぱんだこさん
かなわんこ
解決ぱんだこさん
この記事はこんな人におすすめ
- 借金が原因で給料を差し押さえられた
- 給料が差し押さえられているが、生活が厳しいので解除したい
- 給料の差し押さえが原因で、借金があることを会社にばれたくない
- 借金が返済できない状況だけど、給料の差し押さえはどうにか回避したい
借金の滞納で給料が差し押さえらてしまったときの対処法
給料の差し押さえは止めることが困難
給料の差し押さえを受けた場合、給料が手取り33万円以下なら、手取りの4分の1を差し押さえられてしまいます。
20万円の手取りから5万円差し押さえられると・・・。残り15万円。
かなわんこさん
結論から言いますが、
給料の差し押さえを普通の交渉で解除してもらうことは難しいです。
というか、
弁護士に任意整理で依頼をしても解除は難しいです。
でも、依頼しただけで、給料の差押えを止めることはできません。
解決ぱんだこさん
以前、ぱんだこも、給与差し押さえをしている借入先の業者に解除できないかそれとなく聞いてみましたが、
解決ぱんだこさん
借入先担当者さん(仮)
借入先担当者さん(仮)
解決ぱんだこさん
という感じでした。
借入先によりけりで変わるかとは思いますが、基本的に一括返済くらいの借入先が喜ぶ条件でも出さない限り、給料の差し押さえを止めてもらうことはできません。
かなわんこさん
個人再生もしくは自己破産の申立をすれば、いったん停止→解除が可能
かなわんこさん
解決ぱんだこさん
給料の差し押さえを借入先と交渉して取り下げしてもらうのは、かなり難しいです。
しかし、個人再生もしくは自己破産の申立をすれば、差し押さえをいったん止めることができます。
個人再生の手続きで給料差押えを止める
個人再生は、返済が困難だということを裁判所に認めてもらい、借金総額自体を減額してもらう手続きのことです。
減額された借金は、3年間もしくは5年かけて、分割で返済していきます。
借金の総額は、5分の1から10分の1まで減額されます。
個人再生についてはこちらをどうぞ
個人再生で給料差押えを止める流れとしては、
個人再生の申し立て
↓ (←ここで強制執行の中止命令を出してもらうパターンもあり)
個人再生の手続き開始決定と同時に給料差押えの停止
↓
手続き終了後、差し押さえ解除(失効)→停止していた時期の分の給料を受け取れる
となります。
自己破産の手続きで給料差押えを止める
自己破産にとは、裁判所に返済不能であることを申立てて、借金自体をゼロにしてもらう手続きです。
自己破産についてはこちらをどうぞ
自己破産で給料差押えを止める流れとしては、
自己破産の申し立て
↓ (←ここで強制執行の中止命令を出してもらうパターンもあり)
自己破産の手続き開始決定と同時に給料差押えの停止(管財手続きの場合はこの時点で解除(失効))
↓
免責決定後、差し押さえ解除(失効)→停止していた時期の分の給料を受け取れる
となります。
どちらも、差押えを一旦停止し、手続きがすべて終了したのちに、停止してから差し押さえられていた給料分を受け取ることができますので、ご注意くださいね。
解決ぱんだこさん
個人再生も自己破産も書類の作成や資料集めがたくさんあって大変なのですが、すると決めたらとにかく早く申立をすることが大事です。
申立の準備の間にも給料の差し押さえはどんどんされていきます。
できるだけ早く申し立てをするためにも、専門家に依頼をして、スピーディーに申立までこぎつけたほうが、損がないですよ。
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【裏ワザ?】転職か退職で会社から離れる
裏ワザというのもおかしいですが、給料の差し押さえというのは、会社から給料がもとになるので、そもそも勤務している会社自体を退職してしまえば、もう差し押さえることはできなくなります。
差し押さえた借入先は、また新たな勤務先に差押え手続きをしなければいけなくなります。
解決ぱんだこさん
ただし、借金の返済がきつい、生活も苦しいのに、転職もしくは退職はリスクが高いです。そのためあまり現実的ではない解決策です。
その点に注意して、しっかりと判断してから決めてください。
解決ぱんだこさん
給料の差し押さえを回避するには
かなわんこさん
解決ぱんだこさん
借入先からの連絡を放置しすぎない
借入先も、そもそも滞納していない状況では差押えをすることができません。
まず、返済が厳しくなった場合は、借入先に連絡をして支払日を伸ばしてもらうよう伝えましょう。
督促の電話を無視し続けると、借入先も話ができないので、裁判手続きなどに入ることが多いです。
解決ぱんだこさん
支払督促や訴訟を起こされたときに放置をしない
借金を滞納し続けていると、借入先は裁判の手続きに入ることが多いです。
支払督促か貸金請求訴訟が多いでしょう。
「支払督促」の通知が届いて放置しておくと、債権者の言い分がすべて認められるうえに、「仮執行の宣言」がつきます。
すると債権者(貸主)はこちら(借主)の財産を差押さえることができます。
もちろん、給料も差し押さえることができる権利を得ることができるんです。
書類は必ず特別送達で、裁判所から送られてきます。
ハガキ・普通郵便だったり、裁判所ではないところからの郵便は架空請求の場合もあるのでご注意を。
支払督促の通知を受け取ったら、必ず2週間以内に督促異議の申し立てをしてください。
2週間以内に送るのではなく、裁判所に到達するようにしてくださいね。
とりあえず、これですぐに財産を差し押さえられる可能性は低くなります。
そのあとは、訴訟に移行しますので、その裁判の中で言い分を述べたり、支払いについての和解をしたりすることになります。
決して督促異議の申し立てをしたからといって、借金を払わなくてよくなるわけではないですよ。
解決ぱんだこさん
専門家に債務整理を依頼する
そもそも、給料差押えを受けるまで支払いを滞納しているということは、自力で支払うことが困難な状況まできている可能性もあります。
借金を滞納していて、もう自分では支払いきれる状況ではないな…と判断したらすぐに専門家に債務整理を依頼したほうがいいです。
債務整理を依頼すると、いったん返済を止めることができます。督促も止まります。
そして、給料が差し押さえられる前であれば、なんとか借入先と任意での交渉ができます。
早急に借入先と支払いの和解をする。もしくは、自己破産や個人再生の手続きをとったほうが、給料が差し押さえられずにすむ可能性がぐんと上がります。
解決ぱんだこさん
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給料を差し押さえられたとき【まとめ】
給料の差し押さえについてまとめてみました。
給料を差し押さえられたら、
- 任意で給料の差し押さえを解除してもらうことは難しい
- 個人再生もしくは自己破産の手続きをして、差押えを一旦停止→解除する
- 勤務先を転職、退職するのもありだが、リスクは高い
給料の差し押さえを回避するには、
- 借入先からの督促を無視しない。待ってもらえるよう事情を話す。
- 支払督促か貸金請求訴訟を起こされたら放置せずに、必ず対応する。
- 支払いが困難なら、専門家に債務整理を依頼する
以上です。
かなわんこさん
解決ぱんだこさん
かなわんこ
会社にもばれちゃったし・・・
会社や家族にばれるのも精神的につらいですし。
返済が厳しいなと思ったら、なるべく早く専門家に相談するといいですよ。
解決ぱんだこさん
☆弁護士法人イストワール法律事務所☆
高い技術と知識、多くの経験と実績で借金問題だけに特化した、 債務整理専門の法律事務所です。元大手金融業者スタッフが在籍しており、債権者側の交渉と駆引きの手法を熟知しています。
債務整理経験者スタッフも在籍しています。債務者の本当の苦しみを理解できるのは同じ経験をした者だけです。それだけ、債務者に寄り添った対応ができます。
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