裁判所や弁護士からメールで訴状や訴訟予告通知なるものが届いたら架空請求を疑おう
裁判所のHPでも注意喚起があります。
- 裁判所や裁判所職員等を装った不審な郵便物,電子メールや電話に御注意ください(令和3年9月更新)
- 「国民消費生活組合」を名乗り,「訴訟履歴がマイナンバーへ登録されます」という内容のメールが送られてきた。(2016年2月掲載)
- 「最高裁判所の書記官」を名乗り,裁判所への来訪を求める内容のメールが送られてきた。(2016年2月掲載)
最近、裁判所や弁護士などをかたるからところから、
「訴訟の最終予告通知」やら、「訴状」やらが書いてあるメールが届いているみたいですね。
訴状をメールで送るとかwww
ないっしょーwww
と、
私ら法律事務職員など、訴訟の流れを知っているような人たちにとっては、笑い話になっております。
しかし、普通の生活をしている人ならば、分からないですもんね。
こんなの届いて、なんかサービス使った覚えあるなーとか思ったら、焦りますよね。
ニュースでもネットでも調べていただければすぐわかりますが、
裁判所はメールで訴訟の通知なんて送ることはありえません!
ぜひとも架空請求を疑ってください。
ハガキで届くなんていうのもあるんですよね。
関連記事>>>法的手続きに移行するという通知が届いた時の3つの対処法
関連記事>>>地方裁判所管理局、民事訴訟管理センターからのハガキが届いたら架空請求を疑いましょう
メールに記載してる電話とかしちゃだめですよ。
相手はだましのプロなんですから、いくらでも言いくるめられます。
無視です。無視無視。無視が一番。
裁判所からの訴状や支払督促は、本人に手渡しが原則
裁判所から、訴状や支払督促を郵便で送るときは、基本は【特別送達】です。
特別送達とは、公的機関が文書を送達するために使われる郵便物です。
そこらの個人が送れる郵便ではないです。
郵便局の配達員が、原則本人へ直接手渡しをし、郵便送達報告書に受け取った本人のサインか印鑑をもらいます。(簡単にいうと、書留みたいなやり取りですよね。)
なので、外側に特別送達と記載があっても、ポストに入っていたらそれは特別送達の郵便ではないです。
特別送達と書いてある封書がポストインしてある事例もあるみたいですから気を付けましょう。
訴状のメールに弁護士名が載っているときは、弁護士かどうか調べよう
メールの訴状の中に弁護士名が入っている場合もあるそうですね。
もし、弁護士と名乗る人からそういった訴状を匂わすメールなどが届いたときは、
本当に実在する弁護士なのか調べましょう!!
解決ぱんだこさん
日本弁護士連合会のHPに【ひまわりサーチ】がありますので、ここで名前や弁護士事務所を入力すると、登録されている実在の弁護士かどうか簡単に確認できます。
【日本弁護士連合会 ひまわりサーチ】
ここで名前を入力しても全然出てこなければ、弁護士の名前をかたっている可能性が高いです。
心配であれば、近くの法律事務所の無料相談で聞いてみるか、
市町村や法テラスの無料相談で相談してみることをオススメします。
とにかく、自己判断で先に相手に連絡しないようにしましょう。
裁判所の手続きは訴状を送るにも確実性を求められるので、メールにだまされないで
裁判所の手続きは訴状を送るにも、確実な手続きを踏んでいるので(申立てる方が疲弊するくらい…)、
簡単にメールで送られてくる通知は信じなくていいです!!
ということです。
不安でしょうがなければ、無料法律相談でも、市の窓口でも、相談場所はありますので、そちらで相談するとより安心かと思います。
解決ぱんだこさん
3万人を超える任意整理・過払い金回収の実績があるスタッフが常駐しておりますので、
安心してお任せできます。
土日対応・全国対応可能です。
もちろん、相談は何度でも無料。
弁護士費用についてもわかりやすい価格設定。必ず事前に説明をすることを心がけているので、納得してから依頼することもできます。
電話では敷居が高いと考えているあなたに、チャットやライン形式で気軽に相談できます。
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