かなわんこ
解決ぱんだこ
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ブラックリストって何?特殊なリスト?
ブラックリストとは、
個人の信用取引(借入取引などのこと)に関して、各信用機関に登録されている、延滞情報や債務整理情報、破産しているかなどの個人の信用情報のことを言います。
そうした情報が登録されることを総称して「ブラックリストに載る」と言われています。
個人信用情報とは大まかに分けて4つある
①債権情報(契約情報、クレジット情報など)
②延滞情報(だいたい3ヶ月ほど支払いが延滞していたら登録。延滞状況が解消されたかなどの情報も含む)
③取引事実情報(債務整理を依頼していたかどうか、保証履行がされていたかどうかなど)
④官報情報(自己破産をしたり、個人再生をしたかどうかなど)
信用情報機関って?
個人の信用取引情報が載るのはわかったけれども、そもそも信用情報機関ってなに?
と思いますよね。
信用情報機関とは、
その個人の借り入れや返済状況などを会員となるクレジット会社や貸金業者などから収集し、会員の照会に応じて審査をするための情報として、会員へ提供している機関です。
信用情報機関は大まかに分けて3つ機関がある。
①㈱シー・アイ・シー(CIC)
主な会員は信販会社、クレジット会社など。
②㈱日本信用情報機関(JICC)
主な会員は消費者金融会社、流通系・銀行系のカード会社、保証会社、リース会社など加盟会員は多岐にわたる。
③全国銀行個人信用情報センター
主な会員は金融機関(銀行系)
使い方によって自分の借入先を調べることも可能
多重債務に陥ると、いったい自分がどこで借りているのかわからなくなってしまうことがありますよね。
もう調べきれない場合は、信用情報機関に情報開示請求をすることができます。
基本的に本人であれば請求が可能で、身分証と手数料が必要になります。
各信用情報機関によって必要書類や手続き方法は違いますので、
機関に問い合わせたときに詳しく聞かれることをお勧めします。
もうどこで借りたか忘れてしまった、昔放置した借金の整理に来た人の例
以前、相談に来た依頼者の方で、10年以上前に多重債務になったまま放置していた借金があるらしく、
信用情報機関に自分で問い合わせて以前借りていた業者を調べてきた方がいました。
結局すべての業者に時効援用通知を送付して、すべての借金を解消させて終了となりました。
時効については、下記記事をご参考ください。
一番気になる。いつになったら登録情報は消える?またローンは組めるの?
信用情報機関にあまり良くない情報が登録されるのって気持ち的にもよくないですよね。
また、もうローンはこりごり・・・と思っている方でも、
やっぱり住宅ローンはいつか組みたい…とか、
クレジットカードがないとやっぱり通販の時とか不便…とか、
やっぱりローンやカードを利用したいと思うことがありますよね。
いつからまたローンが組めたり、カードが作れるようになるのか、
よく債務整理の相談に来られる方も弁護士に質問してます。
各機関にもよりますが、大まかに「完済してから5年」といわれています。
ただ一つ誤解しないでいただきたいのは、
信用情報機関にこの延滞情報などが登録されている=全く審査が通らないということではありません。
審査をするのはあくまで貸し付けを行う機関であり、
信用情報機関はその登録情報を保有しており、提供するだけです。
貸し付けを行う業者がその信用情報を見て、審査をするということになります。
最終的にローンの審査を決めるのは、そのローン会社なので、おおまかにこれくらいの期間は…とはいえますが、何年たてば借りれますとかは、弁護士でもわかりません。
でもよく聞かれるんですよね~。
債務整理を検討されている方、
ブラックリストってなんなのか心配されいる方のご参考になればと思います。
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